お盆にお墓を考える(2)
こんにちは。事務局長の佐藤です。
前回に続いてお墓について書いてみます。
昨今のお墓をめぐる話題の一つが外国人の墓地問題、とりわけ土葬の問題です。
日本の労働力人口の減少にともない、多くの外国人労働者が日本で働いています。中でもイスラム教徒の場合、土葬が基本なので、その法式で埋葬をしたいと思うわけですが、現代の日本は火葬が基本で土葬を認めているところは多くありません。
そうした中、テレ朝ニュース(8月13日配信)では埼玉県で土葬を許可した霊園が紹介されていました。ただ問題もあり、許可を得ず夜中に勝手に土葬する「闇土葬」や無断で棺を置いていく人、墓地の管理料を払わない人がいるそうです。イスラム教徒の墓地問題といえば、大分県の日出町で、一度は町営墓地の使用を許可したが、地元住民の反対に遭い許可を取り消したということもありました。
外国人労働者問題は、治安問題が話題となっていますが、今後は墓地の問題も大きな問題になります。今のうちから国レベルでルールを作る必要があると思います。
<参考>
・勝手に埋葬する「闇土葬」 外国人増加で霊園トラブル「知らない間にお墓が」
・日出町「宗教法人別府ムスリム教会 土葬墓地について
・鈴木貫太郎『ルポ 日本の土葬 増補版――99.97%の遺体が火葬されるこの国の0.03%の世界』(合同会社 宗教問題、2025年)